Macbook Airをテレビに繋いでクラムシェルモードで使う手順
以前の記事で、Macbook Airをテレビと接続して使う方法を書いたんですが、これはノートPCに表示されているものと同じ内容をテレビに表示する「ミラーリング」で、今回は「クラムシェルモード」を行ってみました。
「クラムシェルモード」は、ノートPCの画面を閉じた状態でテレビやその他外部映像機器に出力出来る機能で、解像度もその接続先の機器に応じて変更することが出来ます。
接続するのはApple MacBook Air 11インチ メモリ4G SDD128GBモデルとソニーBRAVIA KDL-32EX420(ホワイト)32インチです。
今回の記事はテレビと接続しますが、PC用ディスプレイに接続する場合はこちらの記事「Macbook Airをクラムシェルモードで使う方法 解像度も変更できて快適環境に!」をご覧下さい。
基本的にはPCディスプレイで行う手順と同じになります。
まずはクラムシェルモードに必要な下記の環境を作ります。
次の4つをMacbook Airと接続して下さい。
- 電源アダプタ
- テレビ
- キーボード
- マウス
クラムシェルモードにするだけなら、実は電源アダプタとテレビ接続だけで可能なんですが、本体のを閉じるので入力装置がなくなってしまいます。
先に上記2つでクラムシェルモードにしておいて、マウスやキーボードを追加接続することも可能です。
キーボードと、マウスの代わりにトラックボールを使用しています。
Bluetooth対応品を使えば配線なしの無線環境で操作できます。
なお、Macbook Air側の外部ディスプレイ用ポートにはThunderboltが採用されていますので、テレビに繋ぐには変換コネクタが必要になります。
テレビ側にはHDMIで接続したいので、ThunderboltをHDMIに変換します。
しかし現時点でThunderboltに対応したものが発売されていませんので互換性のあるMini DisplayPortの製品を使いました。
類似の商品が多数ありましたので、レビューなどを読んで選んだのがこれです。
見た目もいいですし価格も安く、今のところ接続が途切れるなどの不具合は全くありません。
接続環境は以下の通りとなります。
使用PC | Apple MacBook Air MC969J/A |
---|---|
テレビ | BRAVIA KDL-32EX420-W |
Mini DisplayPort⇒HDMI変換ケーブル | PLANEX PL-MDPHD02 |
HDMIケーブル | 手持ちのもの |
キーボード | ワイヤレスソーラーキーボードK750 |
トラックボール | ワイヤレストラックボールTM-400 |
これでMacbook Airの画面を閉じれば、テレビに映し出されます(反応するまで数秒のラグがあります)。
解像度の調整は「システム環境設定」の「ディスプレイ」に進み、お使いのテレビに合わせて選択します。
画面からはみ出してしまっている部分は「アンダースキャン」で調整します。
このままだとMacbook Airから音声が聞こえてくると思いますが、これをテレビから出すにはく「システム環境設定」の「サウンド」にある「出力」に進み音を出す場所を選択します。
クラムシェルモードはMacbook Airだけでなく、MacBook Pro、PowerBook G4などでも利用できるとのことです。
詳しい情報はアップル公式サイトの説明「クラムシェルモード (内蔵ディスプレイを閉じた状態) で外部ディスプレイを使用する方法」をご覧下さい。
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